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正式には「梵網会(ぼんもうえ)」と呼ばれて、唐招提寺中興の祖とされている覚盛(かくじょう)上人(1194-1249鎌倉時代)の命日の法要(毎年5月19日)。
覚盛上人にまつわる次のような逸話から「うちわまき」が始まったといわれています。 暑い夏の日のこと、覚盛上人が大勢の弟子を前に講義をしていると、蚊が飛んできて上人の頬を刺そうとしました。弟子の一人がその蚊を追い払おうとしたところ、覚盛上人はそれを制して「蚊に血を与えるのも布施の行だ」といわれました。覚盛上人が亡くなった後、教えを受けた法華寺の尼僧たちが、覚盛上人の遺徳を偲んでうちわを作り、霊前に供えるようになりました。お寺ではこのうちわを上人にゆかりの深い人々に授けたのが始まりとされています。
各界の名士約300人が揮毫した「絵うちわ」が鼓楼を取り囲むように展示(永久保存)され、また「東室」でも「絵うちわ百双屏風」として展示されます。 (*文章引用あり)
昨年に引き続き、第13回高安悠画会の主宰者作品(100号油彩)を飾って戴きました。
画像向かって左から谷上、山崎、時津、大槻
主宰者 大槻洋子
1947年 八尾市服部川に生まれる
1970年 京都市立芸術大学 美術学部 西洋画科卒業
1971年 同大学専攻科(現大学院修士課程)修了
1976年 「第1回手作り絵本大賞」にて読売新聞社賞受賞
1985~89年 ブラジル サンパウロ駐在
1999年 文化の日八尾市長表彰を受ける(講師歴10年を記念して)
〃 奈良少年刑務所に作品3点寄贈(「林」100号、「バイオ
リ ンのある静物」30号、「たまねぎ」6号)
2000年 京都刑務所に作品4点寄贈(「道、春」、「道、秋」各150
号、「池」100号、「港」 30号)
2004年 大阪府の依頼でリバーミュージアムに出品
2007年 高安悠画会主宰者となる
第一回高安悠画会「アリオ絵画展」開催、以降毎年恒例
2008年 9月 高安悠画会東京展開催 憲政記念館(千代田区)第一会議室にて
2011年 9月に高安悠画会「かがやき絵画展」開催、以降毎年恒例
2013年 5月に(公財)八尾市文化振興事業団主催の企画展(プリズムホール)開催
2016年 1月~2月、一般社団法人MOAインターナショナル主催にて個展
5月 唐招提寺「梵網会」に絵うちわ奉納
2017年 5月 八尾徳洲会病院「市民フアースト」第26回健康祭にてちぎり絵展示
12月 桃林堂 本社・陌
2016~18年 唐招提寺に絵うちわ奉納続けて永久保存になる
2019年 八尾タイムズ新春特大号に紹介掲載。
2019年 11月3日文化の日に八尾市より文化賞受賞
2020年 1~2月えさかギャラリーにて個展
2021年 2月 八尾市文化賞受賞者紹介事業で大槻洋子展開催
~現在 「八尾市心の相談員」を4年間務め、青少年サポートチームを務める。
八尾市文化振興事業団 評議員
高安コミュニティセンター絵画講師
八尾市民生児童委員
高安福祉委員会委員長
高安中学校区まちづくり協議会会長
大阪府子ども家庭サポーター
四季の森(知的障害者更生施設)評議員
MOA児童作品展審査員
ボランティア山の手(高齢者支援)参加 と活動の幅を広げている。